2016年7月1日金曜日

12vポータブル電源を自作する

12V仕様のコンパクトなポータブル電源を簡単に自作してみました。
前回は大自工業製ポータブル電源のバッテリー交換を行いましたが、取出した古いバッテリ-がまだ捨てるほどでもないので使いやすく細工してみました。

大自工業製ポータブル電源から取り出した密閉型バッテリー。

まずは仕上がりの様子から。
このバッテリーをケースに入れてこんな感じになりました。

ケース入りのバッテリー本体と充電器。

ケースを開けるとこんな感じ。
密閉型なので扱いも楽です。

バッテリーの端子にはエーモンの2極カプラーを接続。
念のため間には10Aのヒューズを入れてあります。


12V機器は自動車のシガープラグを備えたものが多いので、シガーソケットを接続して使います。
シガーソケットが邪魔くさいときは、使用する機器に2極カプラーを付けて直接接続するという方法も選択できます。
シガーソケット。
2極カプラーを介してバッテリーに接続します。


そして充電器について。

大自工業のポータブルバッテリー(SG-1000)には充電器の機能(ACアダプタ必要だけど)もありましたが、バッテリーを取り出してしまった以上、充電器は別に用意する必要があります。

今回用意したのはMeltec(メルテック)のバッテリー充電器 バイク用 プログレッシブチャージャー 12V 2A PC-50。

結局、大自工業のお世話になってます。
二千円台前半で充分安いけど、ネットで探せば他メーカーでもっとお安いのもありそうでした。

今回用意した充電器は拍子抜けするぐらい軽いものでした。
変圧トランスを使わないタイプなんでしょう。
不便はないけど、もう少しだけコンパクトでもいいかな。

そして密閉型、開放型のバッテリーに幅広く使えるのも魅力。

この充電器には、バイクなどのバッテリーに直接つなぐための丸端子が付いています。
この丸端子は使わないので、先ほどの2極カプラーに交換です。

丸端子をカプラーに交換して充電時の接続も簡単に。

<追記> メルテックのバッテリー充電器PC-50は生産終了となっているようです。
こちら↓が後継機に当たるみたいですね。

大自 MP-205 全自動パルスバッテリー充電器

価格:6,190円
(2021/11/13 01:15時点)
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ところで、ひょっとして気になったかもしれないバッテリーの専用ケースですが・・・
実はこれ。
100円ショップで見つけたお弁当袋。
100円ショップ(セリア)で見つけたお弁当箱用の保温袋。

バッテリー購入時の段ボール箱にバッテリーを収めたまま、このお弁当袋に入れるとなんとジャストフィット!
持ち手も付いてるし保温用の素材がクッション(ちょっと頼りないけど)にもなってちょうどいいです。


以上、接続用のカプラーを付けてケースに入れただけのかんたん工作。
なので「ポータブルバッテリーの自作」と言うには語弊があるかもしれませんね(汗

でも充電用の回路を省いてバッテリーのみにした分、コンパクトで持ち出し用に便利になりました。

使い勝手もいいので、前回記事の最後でも書いたように新品で購入したバッテリーは結局取出して、このお弁当袋仕様にしてバッテリー2台体制で使っています。

使ってみて思いましたが、こまめな充電をしないとすぐにダメにしてしまいがちなこの手のバッテリー。
容量が必要な時は20Ahとか容量の大きなものを1個買う手もありますが、
それよりは9Ah程度のコンパクトなものを複数所有して使いまわした方が便利だし経済的な気がします。(おわり)
..

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あずきふたつぶ。。

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