2016年2月13日土曜日

海外で使える無料のオフライン・ナビアプリ | MapFactor GPS Navigation Maps

イギリス滞在で活躍したフリーのナビアプリを紹介します。
いまどきスマホやタブレット端末で使えるナビアプリも多いですね。
国内ではそんなアプリを使っている人も多いと思いますが、海外旅行でナビアプリを使いたいという方も多いはず。

渡航先でレンタカーと合わせてナビをレンタルする手もありますが、日割り料金で結構な金額になってしまいます。

フリーのナビアプリを自分のスマホやタブレット端末に入れて持っていけば、その分節約してお土産代にまわせますよね。

ここで重要なのが、フリーのアプリで尚且つオフラインで使えること。
渡航先でデータ通信していては節約の意味をなしませんからね。予期せぬ高額請求を防ぐためにもスマホのデータ通信はオフにしておくべきでしょう。

そこで、今回は私がイギリスに滞在した際にお世話になったナビアプリをご紹介します。

色々と試したわけではないですが、イギリスや日本国内でのレビューを調べたうえで決めたのが
MapFactor GPS Navigation Maps です。

▼Google Playでのアプリ紹介はこちら▼
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mapfactor.navigator&hl=ja

このアプリはフリーの地図情報、OSM(OpenStreetMaps)を利用したナビゲーションアプリで、アプリ本体、地図も無料で使用できます。

アプリ内購入もあるのですが、これはTomTomというイギリスではメジャーなナビメーカーの有料マップを使用できるというもの。
有料マップを使ったことは無いですが、それなりに詳細な情報、特に目的地設定に役立つPOI(Point Of Interest)などの情報が充実しているのだと思います。

実はTomTom製のナビも使用経験がありますが、MapFactorとOSMの組み合わせでも基本的なナビゲーションの機能に関してはどちらも遜色ない感じでした。

OSMは世界中の地図情報が網羅されているので、おそらく日本人が行くであろう海外旅行先は殆どカバーしているんじゃないでしょうか。

今回のレビューはイギリスでの使用経験のみですが、このアプリ一つで全く問題なしです。
基本的な機能は通常のナビに備わっているものと遜色なく充分。

残念ながら音声案内に日本語はありませんが、さほど難しい単語は出てこないのですぐに慣れます。
英語の音声はアメリカ英語、イギリス英語を選択できますが、敢えて言えば英語の苦手な私にはイギリス英語の方が聞き取りやすく感じます。
その他の言語については使ったことないので分かりません・・・。

イギリスに関してはポストコード(郵便番号)さえ分かれば目的地の設定に困ることは無いです。
街中の観光地や商業施設などであれば、ポストコードだけで目的地の見えそうな所まで案内してくれるし、一般の個人宅でもポストコードだけ目的地付近までたどり着けるので後はハウスナンバーで比較的簡単にお目当てのお宅が分かります。

田舎の地方などで、ポストコードだけではちょっと不安と言うときには予め緯度・経度を調べておくのがベスト。これはナビアプリに限らずですね。

イギリス以外の国ではどうかと言うと正直分かりませんが、旅行なら前述のとおり目的地を下調べして緯度・経度も調べておくのが良いでしょう。
ヨーロッパ、アメリカなどではイギリス同様、普通に使えそうな気がしています。保証しませんけどね(汗。

実は日本でも使えるかと期待していたのですが、OSMでは郵便番号の情報はもとより、住所での検索も実用的では無い状態のため、目的地の設定に苦労します。
ナビ自体は日本国内でも問題はないので、緯度・経度を入力して目的地を設定するのであれば使えない事はないかなといった印象。
結局、普段使いには煩わしいので日本では使っていませんが・・海外旅行の前に練習で使ってみるのも有りですね。

ちなみに、MapFactor は3GスマホのArrows A で使っていますが、問題なく稼働しています。

個人的な好みもありますので一概には言えませんが、海外旅行、特にイギリスでのドライブを計画中の方にはお勧めなアプリです。
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あずきふたつぶ。。

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